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K-ボイス

歴史新刊「観応の擾乱」

2017/08/04 5:44:

「観応の擾乱」 亀田俊和著 中公新書 978412102443

将軍、足利尊氏と弟直義の幕府開設初期の対立を発端にした内乱。
一口に言えば、尊氏・幕府執事高師直と直義・直冬(尊氏の子でありながら認められず直義の養子となる)の権力争いであるが、結末までには二転三転することに。

当初、師直追い落としを計る直義がまず一勝、巻き返しを図った師直が隙をついて逆転するも、尊氏の優柔不断で直義派を一掃できず、南朝方と手を結んだ直義と直冬による巻き返しにあい師直は殺されてしまう。

尊氏が弟に敗れたとも言えるのだが、尊氏はその後も将軍として健在で、乱の裏側や尊氏と直義の関係はおもしろい。

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