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箱根駅伝

2016/12/27 16:50

ウインタースポーツ真っ盛りです。
年末年始は
第95回全国高等学校サッカー選手権大会
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会
第61回全日本実業団対抗駅伝競走大会
第69回全日本バレーボール高等学校選手権大会
第96回 全国高等学校ラグビーフットボール大会
と見る方も大忙しですが、やっぱりメインは
第93回 箱根駅伝
今年も青山学院の圧勝か?
それとも山梨学院、早稲田、駒澤、東洋が巻き返すか?
はたまた駅伝に付き物の大ドンデン返し?
一瞬たりとも目が離せないので、事前に情報を仕入れておきましょう。
沿道で見る「選手スピード」には驚かされますよ。
今更「駅伝選手」にはなれませんが、身体を鍛える事は思い立ったら
始める事が出来ます。
ストレッチやヨガ、筋トレの書籍も初心者用から取り揃えております。
お正月から始めてみませんか。
KaBoS藤沢店 関口

歴史への招待 45) 応仁の乱

2016/12/21 5:28:

「応仁の乱」、東軍の将 細川勝元、西軍の将 山名宗全。
足利八代将軍 義政の後継を巡り、義政の子 義尚を押す東軍と義政の弟 義視を押す西軍の対立は、京都から始まり全国に波及する大乱となった。

名将も英雄も不在の戦い。だらだらと11年も続いた大乱は、足利幕府・将軍の権威を失墜させただけでなく、守護など既存の権威をも疲弊させ、下克上を生み、戦国時代の幕開けとなる。
ここまでは、教科書にもある一般的な記述です。

しかし、事はそんな単純なものではなかった。
応仁の乱はどうして起こったのか?
どうして11年もの大乱となったのか?

乱の伏線は、六代将軍足利義教にまでさかのぼる。
義教の目指したものは、父義満以後凋落傾向にあった将軍権威の復興と将軍親政の復活でしたが、その過激な政策は、管領をはじめ守護大名の反発を招き、あろうことか播磨・備前・美作守護、赤松満祐・教康親子に暗殺されてしまう。(嘉吉の乱)

後を継いだ七代義勝(千茶丸)は、九歳で将軍となったが、幼少の為 管領細川時之等が実権を握った。義勝が在位わずか8ケ月で没すると、義勝の弟 義政が八歳で将軍職に選任され、管領畠山持国等の後見を得て元服後将軍位に付いた。

嘉吉の乱後の混乱期に幼少の将軍が続いたことで、管領をはじめ有力守護による寡頭政治が幕府を支配した。
義政の代の幕府は、政所執事(将軍側近)の伊勢貞親、管領細川勝元、但馬・安芸・備後などの守護を兼ねる山名宗全の三者鼎立で均衡を保っていた。

その微妙な均衡状態も、伊勢貞親の失脚(文正の政変)により、細川・山名二大勢力の対立を迎える。この幕府内の勢力争いに、将軍の後継問題、管領家畠山義就・政長の家督争い、同じ管領家斯波義廉・義敏の家督争い、赤松・山名の領国を巡る争い等が複雑に絡み合い、応仁の乱へと突き進んでいく。

決定打を欠く戦いが、乱を長引かせたのは事実ですが、11年にも及んだのは、乱を調停すべき将軍義政が東軍支持を表明してしまったことと、利害関係が複雑に絡み合い、全員が納得する調停が成立しなかったことによります。
越前の守護代朝倉孝景の西軍から東軍への寝返りにより、東軍優位とはなったものの、最終的には士気の低下、厭戦気分の蔓延が乱を終息へと向かわせたのでした。

この大乱により、将軍家、大名家ともに得るものはなかった。
しかし、既存の権威=権力の構造が瓦解したことにより、例えば越前の朝倉氏、美濃の齋藤氏など守護代や守護の被官、国人領主など、真に実力のある者の台頭が見られるようになる。

勝者なき戦い、応仁の乱のもたらしたものは、出自や名跡に左右されない、実力本位の新しい時代。強者に弱者が飲み込まれる戦国の世だったのです。


「応仁の乱」呉座勇一著 中公新書 978412102401


橋本

【おすすめDVD:ペット】SuperKaBoS新二の宮店

2016/12/20 19:00

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【SMAPベストアルバムご予約受付中】KaBoSベル店

2016/12/15 17:38

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歴史への招待 44) 花戦さ 池坊専攻

2016/12/11 6:56:

京都、下京「紫雲山頂法寺」通称「六角堂」の僧侶、池坊専攻。
専攻は、毎日六角堂の本堂に花を立て、その素晴らしさで町衆の評判を得ていた。

彼の生け花は、常に命と向き合い、その花の命を最大限に引き出しながら、見る者にも「生きる力」を与える花。それが専攻の目指す「花」だった。
そういう花を生けるためならば、一切の労を惜しまず、公家、武家だけでなく町人、農民からの依頼でも喜んで花を立てた。

二十四歳の時、信長の前で池坊の花を披露する機会を得た。
勢い立って臨んだ清州城で、信長からは「見事なり!」と褒められるが、一人千宗易(利休)からは「花が怖い」と指摘される。
花には必ず心が現れる。自らの力を誇示しようという気持ちを見透かされた専攻。

しかし、これがきっかけで利休との親交が始まる。
茶と花、立場は違えど、美への思いは同じ。お互いに切磋琢磨、研鑽を競う間柄に。

利休はその後、秀吉の茶頭として絶頂期を迎えるが、秀吉と利休の茶の湯に関する考え方は、天と地、180度違ってしまう。黄金の茶室に代表される豪華絢爛とした秀吉の茶、一方の利休は無駄なものをそぎ落とし、侘び茶の境地に至る。

「北野大茶湯(おおちゃのゆ)」。北野天満宮を舞台に、公家、武家から町人、百姓まで誰でも参加できる大茶会。
天下人としての気宇の大きさを見せつけるために開いた大茶会も、賞賛を集めたのは天下一の茶人利休であり、花の名人専攻であった。
どす黒い嫉妬の感情が秀吉を支配し、この茶会を境に、秀吉と利休の蜜月は終わり、対立の時を迎えてしまう。

美の世界まで支配し、利休を屈服させようと追い込む秀吉に、決して屈しない利休の対立は、利休の切腹にまで至ってしまう。
秀吉は、利休の切腹だけで満足せず、愛児鶴松の死をきっかけに、利休の友、専攻周辺にまで魔の手を及ぼしてくる。

身近な人が、次々と秀吉により殺されるに及び、専攻は遂に死を覚悟する。
一介の僧侶が、天下人秀吉に刃向う力などあるはずもない。
しかし、及ばずながらも一矢を報いるため、前田利家の計らいで、利家邸へ秀吉お成りの日、大座敷四間の大床の間に、渾身の花を立てる。

一世一代、池坊専攻の花戦さ。


「花戦さ」鬼塚忠著978404100786

本作は、2017年6月公開予定で東映より映画化されます。
主演は、野村萬斎さん。どのような作品に仕上がるのか、今から楽しみです。


橋本

【小コレ! 開催中】KaBoS大桑店

2016/12/02 20:28

小学館オールコミックフェア開催中です。

楽しいコミックコーナー出来ました。

KaBoS大桑店

歴史への招待 43) 無双の花 立花宗茂

2016/12/01 5:51:

立花宗茂は勇猛を謳われ、秀吉から「その豪勇鎮西一」と褒めたたえられ、筑後柳川十三万石に封じられた。

秀吉の死後、豊臣家と徳川家康との確執が深まる中、多くの豊臣恩顧の大名が秀頼を見限り、家康になびいた。
今なら、恩知らずとか、裏切りと非難されることでも、戦国の風潮が色濃く残る当時は、勝つ側に付くことは当たり前で、生き残るためには主家を見限ることも必要なことだったのです。

現に、秀吉子飼いの加藤清正、福島正則でさえ、三成憎しからとはしていますが家康に味方していますし、清正は大坂の陣の前に亡くなっていますが、正則は豊臣家の終焉を迎えても遂に家康に刃向うことはありませんでした。

そんな中、立花宗茂は仲の良かった清正や、黒田如水の勧めも断り、関ケ原では西軍に身を投じます。
幼い秀頼のもと三成ら奉行衆では、家康に対抗できないと思いながらも、義の為に立つ。
何故なら、立花家には決して裏切らないという「立花の義」が家訓としてあったから。

直接家康と干戈を交えたわけではありませんでしたが、西軍方の宗茂は関ケ原後改易。浪人の憂き目を見ることになる。

加藤清正をはじめ、前田家など名だたる大名衆が宗茂を召し抱えたいと誘ったが、宗茂は見向きもしない。
また、真田信繁や長宗我部盛親ら豊臣方の誘いも断った。豊臣への義は、関ケ原後の改易で果たしている。

徳川家への仕官のため京から江戸へ。
貧苦のどん底にありながらも節を曲げない。今は亡き妻や家臣たちの思いに報いるためにも天下人に仕える思いを押し通す。

苦節6年、本多忠勝らの推挙もあり、ようやく家康の勘気も解け、江戸城に召し出された宗茂。
秀忠の好意あふれる言葉をさえぎり、家康の口から出たのは「五千石では不服か」の一言。
万石以下と聞き陪席した家臣一同が怒気に包まれる中、宗茂は「ありがたき仕合せにございます」「我はいまだ徳川様の御為には何の功も立てておりませぬから」屈託のない朗らかな声音だった。

家康は、宗茂が許せなかった訳ではない。大身を与えてしまえば息子秀忠の側に置くことは出来ない。関ケ原に遅参した秀忠を育てるために宗茂を側近くに置きたいという親心からだった。
大坂の陣でも将軍秀忠に近侍し、適切な助言により、家康・秀忠の信頼を得ることが出来た。

家康の死後四年、秀忠のお伽衆として側近く仕えていた宗茂に、秀忠は「随分と待たせたが許せ」の言葉と共に、筑後柳川再封を言い渡した。
関ケ原から実に20年の歳月の後、ついに念願が叶った。

関ケ原で改易された大名で、元の地に再封されたのは、立花宗茂ただ一人だけでした。

「無双の花」葉室麟著 文春文庫 978416790136

同じく立花宗茂の生涯を描いた
「孤闘」上田秀人著 中公文庫 978412205718
も、あわせて読まれると、より面白いでしょう。


橋本

【宮下奈都さん 『静かな雨』 12月12日発売!ご予約受付中!!】本店

2016/11/30 9:45:

福井市在住、本屋大賞を受賞された宮下奈都さんの『静かな雨』がついに単行本化されます!
宮下奈都さんは、この『静かな雨』が2004年文學界新人賞佳作となり、作家デビューされました。
宮下さんのデビュー作で、まさに宮下さんの原点とも言える作品ですが、文芸誌に掲載された後、今まで書籍として発売されていませんでした。
読みたい!と楽しみにしておられた方も多いと思います。

12月12日発売予定、ただいまご予約受付中です♪
『静かな雨』、宮下奈都著、文藝春秋、1296円

本店 樋口

歴史新刊「岳飛伝」

2016/11/23 19:34

「岳飛伝」一巻 三霊の章 北方謙三著 集英社文庫978408745511

武人の誇り、人としての信義…。
それぞれの生と死に決着をつける、人生の物語。
岳飛の剣を吹き飛ばした若い男は、「子供か」と言った。これが楊令との屈辱的な出会いだった――南宋の宰相・秦檜の元で軍閥になった岳飛。金国との戦い方をめぐって、秦檜と対立を深め、絶体絶命の危機に陥るが、ある者たちが動き……。一方、梁山泊を離れ、南方に新天地「小梁山」を切り拓いた者たちは、甘蔗を栽培し、生活を営み始める。老いてなお強烈な個性を発揮する旧世代と力強く時代を創る新世代。いくつもの人生が交錯する最新シリーズ。

歴史新刊「戦国北条記」

2016/11/23 19:33

「戦国北条記」伊東潤著 PHP文芸文庫978456976642

北条五代を「合戦」と「外交」を軸に読み解くことで、関東における戦国百年の実相が見えてくる! 伊勢盛時(のちの北条早雲)による伊豆平定から、小田原で豊臣秀吉に屈するまでの興亡の歴史を、最新の研究成果を盛り込みドラマチックに描く。従来の北条氏のイメージを一新させる戦国ファン必読のノンフィクション。

 『実録 戦国北条記』を改題